どうも、ばねおです。
今回はロジクールのゲーミングマウス、G Pro X Superlightの性能や使用感についてレビューしたいと思います!
特に2023年10月に出た上位モデルG Pro X Superlight 2との性能差、気になりますよね?
(今回紹介するG Pro X Superlightは2020年11月に発売された商品)
私はすでに上位モデルのG Pro X Superlight 2が発売されていた2024年3月にあえて旧型のG Pro X Superlightを購入しましたが、なぜG Pro X Superlight 2を選ばなかったのか?
購入前にしっかりと両方を比較した上で、最終的にばねおが旧型を選んだ理由もお答えします!
Logcool G Pro X Superlightの使用感
おすすめポイント① 63gのマウスは想像以上に軽くて使い勝手バツグン
まず、手にした瞬間に思った感想がひとつだけ・・・
何コレ!?軽っっっ!!
いやホント、手に持っているのか分からなくなるほどの驚きの軽さでした。軽すぎておもちゃみたい。
私はG Pro X Superlightに買い替える前はRazerのDeathAdder V2という商品を3年近く使ってました。
今になって調べたらDeathAdder V2が130gだったので、G Pro X Superlightに変えて重量が半分以下になりましたね・・・流石に軽くなりすぎて驚くのも無理はないレベル。
調べたら63gという重量は世に出ているゲーミングマウスの中でもトップレベルに軽いですね。
ロジクールがG Pro X Superlightの前に発売したモデルはG Pro Wirelessというゲーミングマウスなんですけど、G Pro Wirelessは重量80gだったので17gもの軽量化に成功してます。
軽量化の代わりにG Pro X Superlightから無くなった部分はロジクールのロゴマークの「G」がレインボーに光る機能や、あまり押す機会がないマウスの右側のサイドボタン。
ようするに無駄を削ぎ落として操作性のしやすさを追求した、G Pro X Superlightはまさにプロ仕様のモデルといえます。
ぶっちゃけ今までは私がゲーミングマウスを選ぶ上で本体の重量ってあまり気にしてませんでした。
置いて使うものだし重くても関係なくない?ってそんな感じで重量は適当に選んでました。
・・・いやー正直舐めてましたよ。
マウスが軽いのは思っていた以上にQOLが上がりますね。
まずマウスが軽くなったことでマウスを動かす時に必要な腕や手首の力が明らかに減ったんですよ。
そうすると腕や手首に負荷が全然かからなくなるので、8時間以上ぶっ続けでゲームをしても手首が痛くなることは全くなりました!
自分でもね、1日8時間はやりすぎだなーって思ってるので手首が痛くなるのは仕方ないと言いますか、これが当たり前だよねって割り切ってたんですけどね。
G Pro X Superlidhtを使いだして数ヶ月、手首の痛みは1度も感じてないのでマウスの重量が違うだけでこんなにも身体への負荷って変わるものなのかと驚きでした。
さらに軽いマウスは使っていて疲れないだけじゃなく、ゲームパフォーマンスも向上します!
軽くて動かしやすいからマウスを使ったゲームのキャラクター移動や視点移動がこれまでと比べて段違いにスムーズになりました。
軽すぎると逆にマウスを動かしすぎて思ったところで止まってくれないって場面も出てくるかなーってなんとなく使う前は心配してたんですけど・・・G Pro X Superlightでは心配無用でした。
G Pro X Superlightにはロジクールが独自開発した「HERO 25K」というセンサーが使われていて、サブミクロン(1メートルの100万分の1未満)のレベルの精度でマウスの動きを追跡してくれるみたいです。
ようするにセンサーがしっかりマウスの動きを正確になぞってくれるので、激しい動きから急に止めてもブレずにピタッと止まってくれて思い通りに動かせるんです!
実際G Pro X Superlightを使ってゲーム中に動かし過ぎたと感じた場面は1回もなく、ただただ使いやすくなったなという印象しか受けませんでした。
おすすめポイント② 遅延なし!!それでいて快適なワイヤレス!!
そもそも重量を気にしてなかったならG Pro X Superlightのどこに魅力を感じて選んだんだ?
と思いますよね。
私がそもそもマウスを買い替えようと思ったきっかけはズバリ・・・
コードが邪魔にならないワイヤレスマウスが欲しい!
この1点でした。
私はこれまで有線マウスしか使ったことがなかったんですよね。
毎回、コードをいちいち気にしながらゲームするの面倒だな・・・と思いながら。
有線マウスって、引っ張らないように余裕持たせてコードを伸ばしておいたつもりでも使っているうちにコードが奥に行っちゃってその度引っかかるんですよね。
そんな苦労をしながらも有線マウスを使ってました。
理由は簡単、”有線マウスの方が遅延が少ないから”
そんな私がワイヤレスマウスに興味を持ったのは、プロのゲーム配信がきっかけでした。
普段から見てたプロゲーマーが自分が使ってるマウスを紹介してて、それがこのG Pro X Superlightだったんです。
えっ?プロレベルだとワイヤレスの遅延ってなおさら気にならないの??
って当然思いました。
調べてみたらびっくり、今時のワイヤレスマウスって殆どが入力遅延とか気にならない、有線マウスと比べても遜色ないレベルに進化してるんですね!
ずーっとパソコン触っている癖に、ただただゲームしまくってるだけなので浦島太郎状態でした・・・
遅延の問題がないならワイヤレスマウスの方がいいに決まってる!!
ってことでその日のうちにプロゲーマーが紹介してたG Pro X SuperlightをAmazonで探してポチりました。
で、さっそく使ってみました。
マウスをG Pro X Superlightに変えてからこの記事を書くまでにおよそ300時間ほどいつも遊んでる対人ゲームをプレイしてみたかな?
結果は・・・
遅延?なにそれおいしいの?
って言っちゃうくらいなんとも感じなかったです。
なんなら軽いのもあってかクリックのしやすさ&カーソル移動のしやすさが向上して、以前よりキャラクターが思い通りにすぐ動くようになりました。
明らかにこれまで使ってきたゲーミングマウスと比べてクリックが軽く押しやすいです、逆に押しやす過ぎて余計な誤クリックも増えたけど。
これについては慣れていくしかなさそうですね。
そして肝心のワイヤレス!
マウスパッドの面積が許す限り、伸び伸びマウスをめいっぱい動かせる!
コードを全く気にせず操作できるのはゲームパフォーマンスにも大きく影響しました。
急な動きでマウスを素早く引いても何も引っかからないって素晴らしいです、ゲーム中にコードに引っ張られることがなくなるだけで本当にストレスがなくなりました。
プロがワイヤレスマウスを選ぶ理由はコレか!と思いましたね。
有線と比べてあまりの快適さに私が今後有線マウスに戻ることはないでしょう。
Logcool G Pro X Superlightの性能 『2』との比較
Logicool G Pro X Superlight | Logicool G Pro X Superlight 2 | |
---|---|---|
サイズ | 125.0×63.5×40.0mm | 125.0×63.5×40.0mm |
重量 | 63g | 60g |
バッテリー (最長持続時間) | 70時間 | 95時間 |
DPI | 100~25,000 | 100~32,000 |
ポーリングレート | 1,000Hz | 4,000Hz |
最大速度 | 400IPS | 500IPS |
USBポート | Type-B | Type-C |
価格 | 19,525円 | 24,500円 |
購入先 |
比較① 重量
これは前述した通り、私がマウスを選ぶ基準で重量にあまり重きを置いてなかったので3gの差は誤差レベルで見てました。
元々はG Pro X Superlightの63gがロジクールマウスの最軽量モデルだったようで、今回『2』が出たことで『2』の60gが最軽量モデルの記録を上塗りしたらしい。
重量に重点を置くプレイヤーにとっては最軽量ってだけで選ぶ価値がありますね!
私は軽量マウスの価値に気づいたばかりなので更に軽くなった『2』は、なんならG Pro X Superlightを買ったおかげで興味がわきました。
比較② バッテリー(最長持続時間)
実際のところ1回の充電で使える時間が70時間と95時間では約1日分の差があるのでそれってすごい差別化になってると思います。
ですが実はここ、ちょっとした落とし穴がありまして・・・
後述するポーリングレートによって連続して使える時間って変わっちゃうんですよね。
G Pro X Superlight:ポーリングレート1000Hzで70時間
G Pro X Superlight 2:ポーリングレート4000Hzで42時間
ちなみに2000Hzだと55時間、1000Hzで95時間とのことでした。
でも、せっかく『2』を選んでおいて1000Hzにする人・・・いますか?
比較③ DPI
DPIというのはマウスの感度のことで、マウスを動かした時に画面上でポインターがどれだけ動くかを表した数値です。
例えばG Pro X SuperlightのDPI25,000だとマウスを1インチ動かしたら25,000ドット分ポインターが動きます。
で、この数値ですが特別高ければいいってものでもなくて、あまりに高すぎるとマウスをちょっと動かしただけであらぬところにポインターが飛んでっちゃいます。
参考までにFPSのプロゲーマーが設定してるDPIですが、大体400DPIか800DPIです。
つまりどっちを選んでも事足りますね。
比較④ ポーリングレート
ポーリングレートとはマウスからPCに情報を送信する頻度のことです。
基本的に数値が高いほど入力頻度が増えるので遅延が少なくなります。
正直1000Hzもあれば遅延や入力ミスは殆ど起こりません。
ですが一瞬の遅延が命取りになるFPSにおいては念には念で2000Hz以上が好まれるようです!
ただし、ポーリングレートが高いほど消費電力はハンパないのでバッテリーの持ちも悪くなる・・・
比較⑤ 最大速度
上記の表にある単位「IPS」は「Inch Per Second」の略で、一秒間に何インチ動かしてもマウスが正常に読み取るかを表した数値です。
ここでは計算式は割愛しますが、400IPSあるとどの程度まで読み取れるかは気になるかと思います。
20cmの距離を約0.02秒間の間に移動させてギリギリ読み取るレベルです。
正直400IPSもあれば十分じゃないですか?
投げ飛ばす勢いでマウスを動かす人は知りません。
比較⑥ USBポート
意外かもしれませんが、私はこの差でG Pro X Superlight 2を選ぼうかめちゃくちゃ悩みました。
今や最新型iPhoneまでType-Cになり、全てのスマホがType-Cです。
私はその最新型のiPhone15を使ってるので、Type-Cひとつでスマホもマウスも充電できるのってすごく便利なんですよね!
それに何よりType-Cなら向きを気にせず楽に挿せるんですけど、Type-Bは台形型で向きがあるから挿す前にいちいち向きを確認しなきゃいけなくて・・・毎日挿すって考えたらType-Bはめんどくさいですよね。
比較⑦ 価格
これはもう見ての通り、約5,000円の差です。
2万円を超えてくるとゲーミングマウスと言えど高価な部類に入るので2万円台に乗るかどうかも大事なポイント。
改めてLogcool G Pro X Superlightの性能 『2』との比較
ここまでの比較をおさらいしてみましょう。
カタログスペックではなく実際に使用することを想定した数値に一部変えてみました。
Logicool G Pro X Superlight | Logicool G Pro X Superlight 2 | |
---|---|---|
重量 | 63g | 60g |
バッテリー | 70時間 | 42時間(55時間) |
DPI | 800DPI | 800DPI |
ポーリングレート | 1000Hz | 4000Hz(2000Hz) |
最大速度 | 400IPS | 500IPS |
USBポート | Type-B | Type-C |
価格 | 19,526円 | 24,500円 |
購入先 |
このような比較表ができあがりました。
そして、私は悩んだ末にG Pro X Superlightを選びました!
個人的にはFPSをよくやる人はG Pro X Superlight 2がいいかなと思うのですが、私は主にプレイするゲームのジャンルがMOBAやMMORPG中心なのでポーリングレートも1000Hzで十分だと判断しました。
最後に
因みに懸念してたType-Bについてですが、使ってみると意外にデメリットではありませんでした!
というのも、
このクワガタ(勝手に命名)のおかげ!
こいつのクワガタの角が目印になって挿す向きめっちゃわかりやすいんですよ!
しかもカチッとマウスに角がささるので何ならType-Cより挿しやすいまであります。
逆にクワガタの角のせいで他のType-Bのデバイスには使えないわけですが、今時Type-Bのデバイスの方が珍しいので全く問題ありませんでした。
とまぁこんな感じでG Pro X Superlightはデメリットも特になく(2万円前後は高いって意見はあると思うけど)、買って大満足のマウスでした!
ではでは~
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