ゲーミングモニターの選び方を解説!ゲーム別おすすめモニターを紹介!

どうも、ばねおです。

パソコンでゲームを楽しむために欠かせないゲーミングモニター。

ゲーミングモニターは一般的なモニターに比べて応答速度の速さや滑らかな映像表示に優れ、よりゲームプレイを快適にしてくれます。

今回はそんなゲーミングモニターの選び方を解説し、記事の最後にはゲーム別のおすすめモニターを紹介します!

目次

ゲーミングモニターの選び方:画面サイズ

失敗しない画面サイズを選びたいなら24.5インチ~27インチ

ゲーミングモニターには様々な画面サイズのラインナップが揃っています。

中でも人気の画面サイズは24.5インチ~27インチのゲーミングモニター。

人気の理由としては、どのゲームジャンルも無難に遊べる隙のない画面サイズだから。

FPSやMOBAなどの対人ゲームにおいて、大きすぎる画面は時に扱いづらくなります。

画面サイズが大きすぎると自分の視界に画面が収まらず、画面の端に映っている敵を認識するのに時間がかかります。

その点24.5インチは画面全体が視界に入って、状況をいち早く把握できるちょうどいいサイズ。

対人ゲーム以外であれば、画面が見やすくなってゲームの迫力もでるので基本的に画面サイズは大きいほど活躍します。

24.5インチでも十分なサイズですが、27インチまで上げてもギリギリ画面全体が視界に入るので対人ゲームも◎。

バランスよくどのゲームジャンルもこなせる画面サイズを求めるなら少し大きめの27インチを推奨します!

対人ゲームをガチでやりたい方にはeスポーツの大会で広く使われる24.5インチを選ぶといいでしょう。

ゲームの映像をとことん楽しみたいなら31.5インチ~34インチ

とにかくゲームの映像を大画面で楽しみたい方は31.5インチ~34インチを選びましょう。

これらのサイズは美しい映像を表現する高解像度のモニターが殆ど。

31.5インチは4Kモニター、34インチはウルトラワイドモニターでよく使われる画面サイズです。

ゲームだけでなく、映画やアニメなどを楽しみたい方やイラストを描いたりしたい方にもおすすめできますね!

予算がある方で、超高画質な映像でゲームを楽しむなら4Kモニターの31.5インチ!

4Kモニターはちょっと高すぎるな・・・と思ってるなら、

表示範囲が広がり、圧倒的な没入感が得られる34インチのウルトラワイドモニターは良コスパでおすすめ!

ウルトラワイドモニターは特に「FF14」や「黒い砂漠」などのMMORPGに最も向いています。

(この記事でウルトラワイドモニターの使用感は語っているので興味があればどうぞ⇒湾曲モニターってどう?4年使ったメリット・デメリットを解説!

ちなみに大画面サイズでも対人ゲームはできないわけじゃありません。

私も34インチのウルトラワイドモニターで対人ゲームは毎日遊んでますからね。

ですが対人ゲームに必要なリフレッシュレート144Hz以上の大画面モニターはコストが高くなります。

まともに使える4K&144Hz以上のゲーミングモニターとなると7万円以上は覚悟した方がいいでしょう。

ゲーミングモニターの選び方:解像度

解像度とは

画面に表示されるドット数、ドット数が多いほどより繊細な表示になる

画面サイズと一緒に見るべきは解像度。

大画面のモニターを買っても、高解像度に対応してなければドット数が少なくて画質は悪くなります。

ゲーミングモニターでよく使われる解像度

モニターの解像度一覧

ゲーミングモニターによく使われる解像度のアスペクト比(横:縦の比率)は16:9がほとんど。

アスペクト比16:9のモニターは3種類で4K、WQHD、フルHDの順で解像度が高いです。

上のイラストを見てもらえばわかりますが、4KはフルHDの4倍の解像度ですからとてつもなく綺麗に映像が表示されますよ!

横に長いモニターはアスペクト比21:9の解像度になります。

人気が高いのはウルトラワイドモニターと呼ばれる34インチのUWQHD(ウルトラワイドクワッドHD)の解像度。

ウルトラワイドモニターは横に伸びた分、他のモニターでは映らない部分が映るようになってゲームによっては有利になるものも。

基本的にフルHD(1920×1080)で十分に綺麗な映像が楽しめる

ゲーミングモニターの中でフルHD(1920×1080)の解像度はごく一般的で、これより下の解像度はほぼありません。

それでも十分に画質は高く、どのゲームでも綺麗な映像を楽しめますよ!

とにかくフルHDのゲーミングモニターは種類が多く、安価に買える良モデルがたくさん揃っているのが大きなメリット。

24.5インチや27インチのモニターを買うならフルHDあればOK!

WQHD(2560×1440)はフルHDより高画質を求める方へ

フルHDよりも高解像度なので、ゲーム映像の細かいところがより鮮明に映るようになります。

当然さらに上の4Kはより高画質になりますが、とにかく価格が高い。

ゲームを高画質で遊びたいけど4Kだと予算をオーバーしてしまう・・・

そんな方にはWQHDがおすすめ!

27インチ以上のモニターで高画質を求めるならWQHDにしましょう!

高価格・・・だけど最高の画質でゲームを楽しみたいなら4K(3840×2160)

4Kよりも上の解像度で5Kや8Kなど存在はしますが、対応するパソコンやゲームがまだ殆どないので現在の最高画質は4Kと言っていいでしょう。

フルHDの4倍の解像度でめちゃくちゃ綺麗なゲーム映像が楽しめます。

ただ、4Kの画質を保ちながらゲームがカクつかないように高フレームレートを保つなら相当ハイスペックなパソコンが必要になってきます。

つまり4Kモニターだけでなく、4Kモニターを活かすパソコン本体も高価格。

推奨スペックはもちろんゲームによりますがパソコン本体だけで20万円~30万円は必要ですね。

予算たっぷりの方にだけおすすめできるモニターです!

ゲーミングモニターの選び方:リフレッシュレート

リフレッシュレートとは

モニターの映像表示の滑らかさをあらわす数値

リフレッシュレートやfpsとは?イラストでわかりやすく解説!

ゲーミングモニターは144Hzのリフレッシュレートが最も人気でコスパも高いです。

一般的なモニターでは60Hzが限度ですが、ゲーミングモニターは144Hz以上のリフレッシュレートが当たり前。

144Hzのモニターは安価で手に入るのでゲーミングモニターを初めて買う方に特におすすめです!

ちなみに安いから性能がしょぼいなんてことは絶対ないですよ。

これまで60Hz以下のモニターしか使ってこなかったのであれば、144Hzに変えた途端に感動を覚えるレベルで実感するはず。

映像がカクつかなくなって一番恩恵を受けるのは、コンマ数秒の世界で戦う対人ゲームです。

対人ゲームでは144Hz以上が必須、それ以外のゲームでは60Hz以上あれば十分です。

色んなゲームを遊ぶつもりなら144Hzのリフレッシュレートを選んでおけば困りません。

FPSメインで遊ぶならリフレッシュレート最優先で240Hzを選ぶのもあり。

ゲーミングモニターの選び方:応答速度

応答速度とは

モニターの色が別の色に切り替わる速さ

モニターの応答速度を徹底解説!5msでも十分ゲームに使える?

応答速度が速いほど、ゲーム中の映像に残像が出づらくクリアな表示になります。

動きの激しいゲームで残像が出まくるとまともにゲームはできないため、ある程度の応答速度は必要です。

とは言ったものの、どのゲーミングモニターも必要な応答速度は満たして設計されているのでそこまで気にして見る必要はありません。

例えばリフレッシュレートが144Hzのモニターには約7ms以下の応答速度がないと残像が出まくりますが、ほとんどのゲーミングモニターは少なくとも5ms以下で作られてます。

240Hz以上のモニターだと5ms以下では足りないので1ms以下が必要ですが、それも当然メーカーは理解して作ってるのでちゃんと1ms以下で用意されてます。

ようするにモニターの応答速度は気にせず、リフレッシュレート優先で選べば問題ありません!

ゲーミングモニターの選び方:パネルの種類

ゲーミングモニターには主に3種類の「IPS」「VA」「TN」パネルがあります。

他に「有機EL」パネルという上記3種類より高性能なものもありますが、とにかく高価で10万円は超えます。

パネルの種類別の特徴

IPSVATN有機EL
価格
視野角
応答速度
コントラスト
発色

IPSパネル

IPS(In Plane Switching)パネルはゲーミングモニターで最も多く使われているパネルです。

視野角がとにかく広く、どの位置からモニターを見ても画面がはっきりと映ります。

色の再現性も高く、イラストを描くのにも最も適したパネルです。

他のパネルと比較したIPSパネルのデメリットとして「応答速度の遅さ」「高価格」といった点が挙げられますが、実はこれらのデメリットは昨今の進歩した技術により改善されてます。

そもそも応答速度は気にして見る必要はないと先ほど言いましたが、それはIPSパネルでも同じです。

残像が出てしまうほどの応答速度ではありません。

価格もだいぶ抑えられるようになりました。

これからIPSパネルを買うならもはや他のパネルと価格の差はないに等しいレベルです!

あらゆるゲーム用として一番におすすめしたいのがIPSパネルです。

VAパネル

VA(Vertical Alignment)パネルはコントラスト比の高めやすさが特徴です。

コントラスト比とは

「白:最大輝度(きど)」と「黒:最低輝度」の輝度比

特に黒の表現力に優れ、ゲーム映像の暗い場所までくっきり見えるようになります。

ゲーム以外にも映画鑑賞などで活躍します!

視野角もそれなりに広いので2人程度で一緒にゲームや映画を見る分には困りません。

ゲームを映像重視で楽しみたい、映画鑑賞などもしたいと思っているならVAパネルを選びましょう!

TNパネル

TN(Twisted Nemastic)パネルはFPSやMOBAなど対人ゲームメインでプレイする方に特化したような性能です。

コストを抑えつつ応答速度が一番上げやすいパネルで、240Hz以上の高リフレッシュレートによく採用されます。

他のパネルと比べて視野角はかなり狭いですが、正面から見る分には全く影響ありません。

対人ゲームプレイヤーにとって最もコスパが高いモニターはTNパネルです。

ゲーム別おすすめのゲーミングモニター

FPS向けゲーミングモニター

BenQ ZOWIE ゲーミングモニター XL2540K 24.5インチ 240Hz

TNパネル採用の解像度フルHDのゲーミングモニター。

FPSゲーマーに最もおすすめの一台です。

FPSの大会で最も使われている24.5インチの画面サイズは全てのプロが使っているんだから間違いなくベストサイズ。

なんといっても高リフレッシュレートの240Hzでこの価格はさすがFPSに特化したTNパネルといったところ。

明るい場所をまぶしくし過ぎず、暗い場所にいる敵を見つけやすくする「Black eQualizer」

建物や障害物と重なっている敵をはっきりした色で識別する「Color Vibrance」

どちらもゲームを有利にする機能付きのモニターです。

MOBA・格闘ゲーム向けゲーミングモニター

ASUS ゲーミングモニター VG258QR-J 24.5インチ 165Hz

こちらもTNパネル採用の解像度フルHDのゲーミングモニターです。

大きな違いはリフレッシュレートでこちらは165Hz。

MOBAや格闘ゲームもリフレッシュレートはある程度必要ですが144Hz以上あれば十分です。

もちろんリフレッシュレートは高ければ高いほどいいので、FPSに限らず予算が許すならBenQを選ぶべき。

しかし約45,000円のBenQのモニターに対してこちらはわずか約20,000円。

半額以下に抑えられるので十分選択肢に入るでしょう。

MMORPG向けゲーミングモニター

MSI 湾曲ゲーミングモニター Optix MAG342CQR 34インチ 144Hz

VAパネル採用の解像度UWQHDのゲーミングモニターで、形状は湾曲になってます。

ばねお

私の使っているメインモニターもMSIのウルトラワイドモニターです!

映像がとにかく綺麗で圧倒的な没入感、ゲームの世界に入り込みたいなら本当におすすめ。

アニメや映画を鑑賞するにも最適で、家に大型のテレビがあるのにわざわざこっちで見ようと思うほど!

当時は旧モデルを7万円くらいで購入しましたが、更に進化したこちらのモニターが5万円弱で買えるのは素晴らしい。

全ジャンル向けゲーミングモニター

BenQ MOBIUZ EX2710Q 27インチ 165Hz

IPSパネル採用で解像度WQHDのゲーミングモニターでフルHDよりも高画質になります。

あらゆるゲームを1台のモニターで楽しみたいならこちらにすべきです!

値段は少々貼りますがこれだけのスペックで約66,000円はかなりの高コスパ。

リフレッシュレートが165Hzもあればどのゲームでも難なくプレイできるので弱点はありません。

27インチというサイズも大きすぎず小さすぎず、どのゲームにも向いてます。

IPSパネルで視野角もかなり広いのでメインモニターの横や上に置くサブモニターとしても大活躍します!

高画質で高リフレッシュレートが叶うため、必要スペックが高いと言われている2025年2月に発売のモンハンワイルズにもおすすめですね。

最後に

ゲーミングモニターを買う時の個人的なアドバイスを最後にひとつ。

買ったモニターをいずれサブモニターとして使う可能性があるなら「視野角」はかなり大事になってきます。

私はBenQのTNパネルを買って、メインモニターとして使っていた時は問題なく使えたのですが・・・

メインモニターを買い替えてBenQのモニターをサブモニターとして置くようになった後、視野角が狭すぎて横から全然画面が見えないんですよね。

色がほとんど潰れて細かいところが全然見えないレベル。

これではサブモニターでゲーム配信を見たり攻略サイトを見たりできないので全然役に立たない。

ちなみに今メインモニターで使ってるIPSパネルはどの角度から見ても全然色が潰れません。

サブモニターとしていずれ使うことを考えるなら、できればIPSパネルのモニターを買っておくのがおすすめです。

ではでは~

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