どうも、ばねおです。
ゲーマーへの第一歩はゲーミングPCを用意するところから始まります!
そしてパソコン本体を買うなら主にBTOと自作PCの二択になります。
どちらにもメリット・デメリットが存在するので、「自分にはどちらが合っているのか」を記事を読みながら参考にしてみて下さい。
ところでメリットがあったとして、そもそも初心者に自作PCって作れるの?と思うかもしれませんが・・・
結論、作れます。
ついこの間まで自作PCに関してはガチの初心者だった私でも意外と簡単に作れました。

この記事では約10年間BTOパソコンを使い続けてた私が、今回初の自作PCに挑戦してみて、結局ゲーミングPCを勧めるならどっちがいいと思ったのかを素直に書きます!
BTOとは?
BTOとは「Build To Order(ビルド トゥ オーダー)」の略で、「注文を受けてから組み立てる」という意味です。
パソコンを売るお店が完成品のパソコンをあらかじめ用意しておくのではなく、パソコンを組み立てる前の”部品の状態”で在庫を抱えておいて、私たちお客側からオーダー(注文)が入った時にビルドする(組み立てる)といった方法です。
自分の使い方にピッタリ合ったパソコンがほしいけど自分で作る知識はない・・・そんな時に普段から何台もパソコンを作ってるプロに組み立てを頼めるのがBTOの最大のメリット。
BTOは特にゲーミングPCを初めて購入する初心者にうってつけ。
BTOならある程度パソコンの型が決まっていて、カスタマイズなしでそのまま買っても全く問題ありません。
もうちょっと性能上げたいって思った時もパソコンの容量や冷却ファンの種類など、用途に合わせたカスタマイズをお店のアドバイス付きで選べるので購入前に迷うことが殆どないですね!
BTOと自作PCのメリット・デメリット
BTOと自作PCはそれぞれにメリット・デメリットがあるので比較してみましょう。
BTOのメリット・デメリット
BTOのメリット | BTOのデメリット |
---|---|
知識のない初心者でも安心して購入できる ある程度はパーツごとにカスタマイズできる BTOメーカーの保証サービスが充実してる パソコンが使えるまでの時間を短縮できる | 自作PCよりコストがかかる カスタマイズできる範囲は限られる 買い替える時は基本的に全とっかえ |
初心者にとってBTOのどこが一番安心できるかというと、パーツの組み合わせに間違いが絶対に起こらないところ。
自作PCではCPUやマザーボードなどのパーツを一個ずつスペックだけ見て選べばいいわけじゃなくて、それらのパーツを組み合わせた時に正常に動作するかを購入前に確認しないといけないんです。
その点BTOであれば組み立てはプロが行いますから、動作しない組み合わせで売ることはまずありえません。
つまりパーツを間違えて購入してしまう心配は全くありません。
買ってすぐに100%確実に動くPCが手に入るのがBTOです。
自作PCのメリット・デメリット
自作PCの | メリット自作PCの | デメリット
---|---|
パソコンの全てを自由にカスタマイズできる BTOと比べてコストが抑えられる パソコンを組み立てる時間が楽しい パソコンの知識が身についてメンテナンスが自分でできるようになる | パソコンを組み立てるのに時間がかかる パーツを一個ずつ選ぶのが大変 トラブル発生時の原因を自分で探る必要がある |
自作PCのメリットはBTOよりも自由なカスタマイズで好きに組み合わせられるところ。
自分の好きにパーツを選んで作れるので、性能を各段に上げて超高画質のゲームを配信しながら遊べちゃうハイスペックなPCも、費用を抑えつつ最低限自分の遊びたいゲームが遊べるコスパ重視のPCも自由に作ることができます。

パソコンの性能だけじゃなくて、自作PCなら見た目にも拘れます。
パソコンのケースも最近は黒だけじゃなく白や青、ピンクなど色がついてておしゃれなものが多いです!
自作PCだと中が透けて見えるガラスケースを選ぶ人が殆どで、見た目も重視したパーツを一個ずつ選ぶのも面白い。

暗いからせっかくのガラスケースも中はほぼ見えてないけど・・・
それに自作PCは費用面のメリットもあります。
BTOではプロが仕事としてパソコンを組み立てるので、もちろん無料でやってるわけじゃありません。
BTOはパソコン本体の代金のほかに手数料が含まれているため、全く同じ構成でパソコンを作ろうとすればどうしたって自作PCの方が安くなります。

ざっくりですけど自分で計算してみたら大体2~3万円ほど自作PCの方が安くなりました。
ゲーミングPC初心者へのおすすめはBTO
初めてのゲーミングPCを購入しようと思ってるきっかけって99%の人は「やりたいゲームがあるから」ですよね。しかもできるだけ早く。
BTOでは欲しいパソコンのスペックが決まっていれば、型はできているのでカスタマイズもいくつかの選択肢から選ぶだけなので楽だし決定も早いです。
それが自作PCだとすべて自分で一から決めるのでどうしたって購入までの時間はかかってしまいます。
加えてパソコン(もしくはパーツ)を購入して自宅に届いた後にも差はできます。
パソコンをコンセントやモニターなどとケーブルでつなげばすぐに使えるBTOに対して、自作PCはパーツが届いてから使えるようになるまでには組み立てる分で更に時間がかかります。
ちなみに私はついこの間まで自作PCは完全初心者で知識ゼロの状態から組み立てましたが、パーツが届いてから完成までにかかった時間はおよそ6時間ほどでした。












精密機械を壊さないようひとつひとつの工程を丁寧に作業するのでどうしたって時間はかかってしまいます。
私は作ってみたくて自作PCを選んだのでその間も楽しんで作業できましたけど、ただゲームがやりたい人にとってこの組み立ての時間はきっついかもなーとも同時に思いました。
組み立て中にパーツのつけ忘れやケーブルのつけ間違いなど思ったようにうまくいかないことが沢山あったので、特に早くゲームがしたくて焦ってる時はイライラして精神的にもよくなさそう。
それに組み立ててる最中に力加減を間違えてパーツを壊しそうになったり、完成した後しばらくパソコンが動かなかったりしたのを実際に経験して、自作PCにトラブルはつきものだと改めて思いました。





6時間かけて完成した自作PCが電源つけても30分くらい画面がつかず、
途中で力入れすぎて壊したんじゃないかと気が気じゃなかった・・・
決して安くない買い物をして、結局使えないなんてことになったら目も当てられないので、特に最初に買うパソコンは確実にすぐ動く完成品が届くBTOを強く勧めます!
費用面で見ても、BTOはとても良心的な価格設定だと思います。
自作PCとの2~3万円ほどの差も、BTOであれば失敗のないプロの組み立て&万が一のトラブル時にもメーカーが保証してくれるという安心感を考えたら決して高くはないはず。
保証の内容は”BTOで購入したパソコンが故障した時にメーカーに丸投げで対応してもらえる”ので購入後のトラブル発生時にも困りません。
パソコンが動かない、画面がつかないと思ったらサポートに電話で問い合わせれば、原因を突き止めてパーツの交換やら修理やらすべてメーカーが行ってくれます。
大体のBTOメーカーが1年以上は保証してるので購入後しばらくは安心。
一方で自作PCの場合は、故障の原因は何か?をまず自分でパソコンを分解して突き止めなくてはなりません。
しかも故障したパーツを買いなおすのにまたお金がかかる・・・パーツによっては一個でも買いなおしたら結局BTOよりお金かかりますからね。
どうしてもリスクの大きさを考えたら最初はBTOパソコンを買うのがベストだと断言します。
ゲーミングPCを購入するならおすすめのBTOメーカー
初のゲーミングPCをBTOで購入するならどこで買えばいいのか?
おすすめのBTOメーカーを3つ、それぞれの特徴を踏まえながら簡単に紹介します!
FRONTIER(フロンティア)


初心者おすすめ度 ★★★★★(セール品)
★★☆☆☆(セール品以外)
紹介するBTOメーカーの中でも圧倒的に安いのがフロンティア最大の魅力!
特に台数限定のセール品の価格がとんでもないです。
私の自作PC(23万円)とほぼ同等スペックのセール品が21万円を切っていてあり得ないほど安い。
(デザインはお世辞にもかっこいいとは言えないけど・・・)
CPU:AMD Ryzen 7 5700X
グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER
マザーボード:【ASRock製】AMD B550 チップセット(Micro ATX)
セール品とはストレージ容量や冷却ファンの数が違うだけで他のPCパーツはほぼ一緒でした。







これらのカスタマイズが合わせて約2万円って考えると、
フロンティアは作業代を全く取ってないんじゃないかと疑うほどの安さ。
他のBTOメーカーでこれと同等スペックのカスタマイズを組んでみたら25万円を超えたので、つまりBTOパソコンで比較するなら同じ性能でもフロンティアの方が4万円以上安いってことになりますよね?
コスパで選ぶならフロンティアのBTOパソコンの右に出るものはいないですよ、ガチで。
・・・ただし、注意!
逆にセール品以外は他のBTOメーカーより高かったりするので、フロンティアで購入するならセール品だけを狙いましょう!
ドスパラ
初心者おすすめ度 ★★★★☆
BTOメーカーで最大手、一番有名なのがドスパラです!
私もゲーミングPCデビューはドスパラのガレリアシリーズでした。
ドスパラの特徴としてはとにかくサイトが見やすくて丁寧です。
ゲーミングPCを初めて買う初心者にとっては何を買えばいいのか迷う部分も多いはず。
ドスパラはゲーミングPCのベンチマークを載せて選びやすくしていたり、カスタマイズも丁寧な解説が載ってるので自分に何が必要か分かりやすいです。
更に他のメーカーより圧倒的に納期が早いのもポイント!
最短2日で家にBTOパソコンが届きますよ、他のメーカーじゃまず5日程度はかかるのに。
購入後のサポート体制も丁寧だとユーザーからは好評で、最大手らしく安心と信頼を勝ち取っていますね。
SEVEN(セブン)
初心者おすすめ度 ★★☆☆☆
セブンはカスタマイズの自由度が群を抜いてます。
特別安くもないし選択肢が多すぎて逆に初心者は困ってしまうかもしれませんが、自作PCで組んでるのと遜色ないほどのカスタマイズ性は他のBTOメーカーにない唯一のメリットです。
BTOパソコンのカスタマイズといえばケースは固定で、中のメモリの容量を増やしたりファンの数を増設したりできるのが一般的です。
対してセブンはケースからすでに30種類くらい選択肢があり、グラボも各メーカーの中から自由に選んでねってスタイルなので自由度の桁が違います。
一度公式サイトを除いて見てみて下さい、本当に品数が尋常じゃない・・・!
自作PCを組む自信や時間はないけど、理想のパソコンが欲しいって人にピッタリなセブン!
自作PCはどんな人におすすめ?
「見た目を自分の好きにカスタマイズしたい」「パソコンを作ってみたい」など、ゲーミングPC環境の見た目に拘りがある人やパソコンを組み立てること自体に興味がある人に自作PCは向いています。
私の場合はパソコンを作ってみたい&パソコンに詳しくなりたいと思ったのが自作PCに挑戦したきっかけでした。
実際パーツ選びから組み立てまでの自作PCに費やした時間は、今まで知らなかったパーツごとの役割や組み方がどんどん知識として入っていってすごく充実した時間でした!
初めて自作PCに挑戦した私でもパーツ選びからの時間を数えると4日間くらいで完成までもっていけたので、いざ作ってみるとそんなにハードルは高く感じませんでした。
パソコンを組む時間を楽しめそうだと思うなら、初心者でも自作PCに挑戦してみるのもいいと思います。
自分で一から考えて作ったパソコンが完成した後の達成感はBTOでは味わえません!


単にゲーミングPCがすぐに欲しいって人はBTOがおすすめ、作るところから楽しんでみたいって人には自作PCがおすすめです!
そして自作PCで身につく知識は今後のためにもなるはず。
どのパーツがどこに付いてるのか、これは実際に自分でPCを組んでみないとわかりません。


パーツの場所や扱い方がわからないのでは故障時に臨機応変に対応ができませんよね。
パソコンが故障したら原因のパーツを交換すればいいのはわかってるけど、いじったことがないBTOパソコンのどこをどう変えればいいのか分からないから丸ごと買い替えるしかない・・・私が今回パソコンを全とっかえした理由がまさにコレです。
もし自作PCで作ったパソコンが故障したなら、自分でパソコンを組み立ててるのでパーツの場所は把握できてるし取り外し方だってお手の物。
自作PCの知識があれば故障の原因を突き止めるのだって、少なくともBTOパソコンを買っていた頃よりは早くできる自信があります。
それなら買い替えるパーツ選びもパーツの交換作業もスムーズにいきますよね!
本来だったらパーツの交換で数万円で済んでたところを、故障する度に丸ごと買い替えて20万円とか払ってたら勿体ないじゃないですか。
自分で対処できるようになっておくのは後々のコスト削減につながるので、長い目で見たら自作PCは購入時の2~3万円の差以上に金銭面でBTOに勝るかもしれません。
それに故障時に限らず、スペックを上げたいと思った時もちょちょいと一部のパーツだけ交換しちゃえばゲーミングPCをアップグレードできちゃうのも自作PCの強みです!
自作PCを経験して、PCをいじれるようになっておくのは割とメリットがあるんです。
自作PCを組み立てられないかもという心配は必要ない
自作PCに興味はあるけど、いざ自分で組み立てようと思ったらうまくいくか不安・・・という方もいるでしょう。
ただ、これに関してはあまり心配する必要はないです。
ガチの初心者だった私がパーツがそろった状態から組み立てて完成させるのに6時間ほどでできたので!
ちなみにネットで検索してマニュアルを何度も見たり組み立て方の動画をYoutubeで見たりの時間が含まれてる、というかその時間が殆どの6時間ですからね?



手作業の時間はせいぜい半分の3時間くらいでしたよ!
どっちかというとマニュアルを探したり動画を見つけたりする時間の方が大変なくらいでした。
パーツごとにメーカーはそれぞれ違うので、マニュアルは別々に見なきゃいけないのが面倒でした・・・
更にメーカーの公式マニュアルじゃわかりづらい部分はYoutubeに上がってる動画で補ったりと、組み立てるのに工夫が必要なんです。
逆に言うと組み方さえ分かってれば初心者でも組み立てる作業は難しくないので、作ってみたら自作PCのハードルは思ったより高くなかったです。
私が自作PCに挑戦した時の様子を記事にしました!⇒自作PCの組み立て方を写真付きで解説!コスパ重視のゲーミングPC!
パーツまで私と同じ組み合わせならそれだけ見れば組めるようなマニュアルに仕上がりましたので、同じく自作PCに挑戦したいと思ってる方はぜひ見てみて下さいね。
最後に
昔は「自作PCはコスパ最強!」ってイメージがあって、実際私もそう思ってたんです。
パソコンが壊れたタイミングでいい機会だと思っていざ自分でも作ってみようとパーツなど調べまくってみましたが、思ったより自作PCとBTOのコストは変わらないというか、メーカーによってはBTOパソコンの方が安いなんて事実に驚きました・・・
今の時代、自作PCは得をするために作るものじゃなくて「過程を楽しむため」「見た目に拘るため」「最強のPCを作るため」に作るもの。
BTOパソコンは自作PCとそう変わらないコストで買える上に完成品が届くから時間も短縮できて、プロが組み立ててるから確実に使えて、誰が見てもお買い得。
つまりゲームがしたいならBTOパソコンを買いましょう!という結論に至ったばねおでした。
ではでは~
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