【FPS初心者向け】ローセンシ・ハイセンシとは?どっちが有利?

どうも、ばねおです。

今回はFPSで重要なマウスの感度(センシ)のお話をします。

きっとこの記事を見てくれてる方はFPSを始めてまだ日が浅いはず。

FPSってゲーム自体すっごく面白いんですけど、最初のうちは相手にやられることの方が多くて楽しさ半減・・・

ではないですか?

そんなの「初心者だから当たり前」なんですけど、もしかしたら撃ち負ける理由はあなたの実力不足ではなくて、マウスの設定の問題かも?

特にゲームを始めてからこれまでマウスの設定が初期設定のままって人は、すぐに強くなれる可能性大ですよ!

それ位、FPSにおいてマウスの設定は重要なので、しっかり解説していきたいと思います!

目次

FPSのマウス感度(センシ)って何?

マウス感度(センシ)=マウスを動かした距離に対してゲーム内の視点がどれだけ移動するかを示す指標

FPSは常にレティクル(白い十字線)が画面の中央にあって、いくらマウスを上下左右に動かしてもレティクルは画面の中央から動きませんよね?

敵に狙いを定めたい時は画面上で動かないレティクルに合わせて、敵が画面の中央に収まるようにマウスを動かします。

この時、マウスの感度が高いと少しマウスを動かしただけで視点は大きく移動するので微調整がしづらいです。

エイム(敵の頭にレティクル)を合わせるのはマウス感度が低い方がやりやすいでしょう。

その一方で、視界外の敵を見つけるには視点を大きく動かせる方が有利です!

自分の周辺360°をより少ないマウスの動きで見渡せますからね!

つまり、マウス感度が高い方がやりやすいってことですね。

もし、見えている敵との打ち合いで負けることが多いと感じるなら、感度を下げてみるとエイムがよくなって勝てるかもしれません!

敵を見つける前に視界外から撃たれて負けることが多いと感じるなら、感度を上げてみると敵を素早く見つけられるようになって勝てるかもしれません!

マウス感度の基準

マウス感度は、ゲーム内で自分の視点を180°動かした時=真後ろを向いた時マウスが何センチ動いたかを目安にします。

ローセンシ20cm以上
ミドルセンシ15cm~20cm
ハイセンシ15cm以下
一般的なマウス感度の基準

自分がどれに当てはまるかを知っておくと、マウスや特にマウスパッドを選ぶ時に役立ちますよ!

ローセンシ向け・ハイセンシ向けのマウスパッドで分かれてるので、自分に合ったいいデバイスを選ぶことで勝利を引き寄せよう!

ハイセンシのメリット

・視点移動がほかの感度と比べて楽にできる
・素早いエイムが可能で撃ちあいに強い
・振り向きも得意

ハイセンシは少しマウスを動かしただけで大きく視点が移動するので視点移動が楽です!

更に少しのマウス操作で大きく視点が移動できるため、急に画面上に現れた敵に対してローセンシやミドルセンシより素早く照準を合わせることができるので”理論上は撃ちあいで最強”です。

振り向きの速度も速いので、後ろから撃たれた時にすぐに後ろを向いて敵に撃ち返すといった動作もハイセンシは得意ですね。

ハイセンシのデメリット

・エイムの精度はどうしても悪くなる
・ただでさえ酔いやすいFPSのゲームが余計に酔いやすい

理論上は撃ちあいで最強な反面、どうしてもエイムの精度は悪くなります。

少しマウスを動かしただけで大きく視点が動くというのは、裏を返せば細かい視点移動に向いてないということですからね。

ハイセンシは慣れれば強いしプロでも好んでハイセンシに設定してるプレイヤーは多いですが、大きな動きで狙いがズレやすく再現性が低いのでどうしてもまぐれで勝つことが多いのは否めません。

更にゲーム酔いしやすいプレイヤーはハイセンシでプレイすると視点の動きが激しすぎて画面を見続けることもかなわなくなります。

私はFPSをプレイする時は毎回酔い止め(⇒ゲーム酔い・3D酔いの治し方!慣れない・治らない人へのとっておき)を服用して何とか騙しだましやってますけど、それでもハイセンシは無理。

20分も持ちません。

ローセンシのメリット

・安定したエイムで再現性が高い
・少ない視点移動のおかげで酔いにくい

ローセンシはマウスを動かしても視点は細かく小さく動くため、じっくり敵に狙いを定めるのに向いてます。

意図しない手の震えなどの影響もほとんど受けませんので、安定したエイムが手に入ります。

エイムが安定してると普段から同じ動作で同じように照準を合わせられるようになるので実力が発揮しやすいのもポイント高め!

それとゲーム酔いしやすいプレイヤーは視点移動の少ないローセンシ一択です、これは強制ですよ?

ローセンシのデメリット

・とっさの反応がどうしても鈍る

敵に照準を合わせるスピードはハイセンシに勝てないので、お互いに目が合ってよーいどんで撃ちあうスピード勝負では負けやすいです。

自分の視界外から撃たれた時もあわてて振り向こうとしても振り向きが遅くて敵を見つける前にやられてしまうなんてパターンもあるでしょう。

FPSのマウス感度の設定方法

FPSのマウス感度は2つの設定で調節します。

1つはマウスの「DPI」

DPIはDots Per Inchの略で、1インチ分マウスを動かした時に、何ドットマウスポインターが動くかを表した数値です。

1インチは2.5cmです。

そしてもう1つはゲーム内のマウス感度

これはもうそのまんまで、そのゲームでの感度を最終的に決める数値です。

設定方法を後述しますが、例えばプロの真似をしたくてゲーム内のマウス感度を同値にしたとしても、DPIまで同じでなければ同じマウス感度にはなりません。

なのでこれら2つの設定で調節する必要があるんです!

DPIの設定方法

殆どのゲーミングマウスには、それぞれ専用のソフトウェアが存在します。

私の場合、ロジクールのゲーミングマウスを使っているので「Logicool G HUB」というソフトウェアでDPIを設定できます。

800DPIで使用中

FPSのプロはこのDPIを400か800に設定してる人が大半なので、とりあえず真似すればいいと思います!

個人的には400DPIだとネットサーフィンやFPS以外のゲームで使いづらいので800DPIを推奨します。

ゲーミングマウスじゃない場合も大抵は最初から800DPIあたりに設定されてます。

専用のソフトウェアがないマウスだと、DPIを数値で細かく調整できないのでそのままでいきましょう!

ゲーム内感度の設定方法

当然設定の仕方はゲームによって違うので、あくまで参考程度に。

これはVALORANTの設定画面。

マウス「感度:照準」の数値が「0.35」になっていますね。

射撃場(一人で練習する場所)で試し撃ちしながらこの数値を上げたり下げたりして、自分にしっくりくるマウス感度を決めていくわけです!

VALORANTの射撃場は試しながらマウス感度(エイム感度)を簡単に設定できる

ちなみに私の設定「800DPI」「ゲーム内感度0.35」はVALORANTのプロプレイヤーの平均値です。

初期設定だと「ゲーム内感度1」になってるので全然違いますよね。

なので設定をいじったことがない人は、ここを見直すことで見違えるように強くなったりします!

おすすめのマウス感度の調整の仕方

自分にあったマウス感度は自分にしかわからないので、最終的には自分でDPIもゲーム内感度も決めなきゃいけないわけですが。

漠然と調整を始めるのは途方もないですよね。

そこでおすすめの調整の仕方なんですが、特に真似したい・上手いと思うプロプレイヤーの設定をパクりましょう!

ProSettings.net – The Best Settings and Setups in Esports

パクるのに役立つのがこのサイト

まず自分が遊ぶゲームを選びます。

次に参考にしたい選手を選びます。

今回は左上のTenZ選手にしましょう。

そうするとこんな画面が出ます。

DPI 1600 マウス感度=Sensitivity(センシ) 0.157

という見方になります。

で、実際にこの設定で試してみて、いいかもって思ったらそこからゲーム内感度を微調整していきましょう!

全然違うと思ったら他の選手を参考にしてみて、しっくりくるのを探すのがいいと思います!

ちなみにこのサイト、下にスクロールしていくとその選手が使っているデバイスまで丸裸になってるのでめちゃくちゃ参考になりますよ!

強い選手が使ってる設定に加えて、デバイスまでパクれば自分も強くなること間違いなし!

eDPIとは?

先ほどのTenZ選手の設定を使ってもう1つ解説を。

DPIのすぐ下に「eDPI」と書いてありますよね?「eDPI 251.2」と。

このeDPIですが、これがまさにマウス感度(センシ)を示してます。

つまりeDPIが一緒であればマウスを動かした時に同じような動作になるってことです。

DPIとゲーム内感度を一緒にすれば同じなんだからその数値いる?って最初私はそう思ったのですが。

これはeDPIが同じであればDPIが違ってもゲーム内で同じ動作になるのがポイントなんですよね!

例えば私の場合はDPIを800に設定してます。

FPS以外にも沢山使うから極力慣れている800DPIから変えたくない!

だけどVALORANTをやってる時は1600DPIのTenZ選手を真似したい!

こう思うこともあるわけです。

その場合は800DPIのまま、eDPI 251.2を目指せばその理想が叶うことになります!

そしてeDPIには決まった計算式があります。

eDPI=DPI×ゲーム内感度

この計算式に当てはめると、

251.2=800×?

になるので、?に入る「ゲーム内感度 0.314」にすればTenZ選手と同じ感度でゲームができるってことになります!

これなら、慣れているDPIを変えずに好きな選手の真似ができるのです!

eDPIはとっても便利な数値ですよ♪

最後に

マウス感度(センシ)の調整方法は分かってもらえたでしょうか?

強くなるには細かい調整をして自分だけのマウス感度を見つける必要があります!

そして、よく聞くローセンシ・ハイセンシというのは感度を調整した後に結果自分はこっちだったと後から決まるもの。

まずは今のデバイスでマウス感度を、勝てるようになるまで調整していきましょう!

そして勝てるようになってきて、もっと強くなりたい・いいデバイスを使いたいと思うようになってきたら、自分のマウス感度の基準(ローセンシやハイセンシ)に合ったマウスやマウスパッドなどを選ぶのがいいんじゃないでしょうか。

ちなみに私はゲーム酔いがひどいので、かなりのローセンシで感度設定してます。

今使ってるマウス⇒ロジクールG Pro X Superlightをレビュー!2との違いは?がプロもご用達の、ローセンシ向けのマウスって言ったらこれってくらいの代物なのでぜひ見てみて下さいね!

ではでは~

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