どうも、ばねおです。
今回はデュアルモニター環境でPCゲームを7年ほど遊んでいるばねおが、デュアルモニターを実際に使って感じたメリットなどを紹介していきます。
ちなみにモニターの枚数を1枚から2枚に増やしたことによるデメリットはこれまで1度も感じてないので、デュアルモニターのメリットしか言いません。
この記事はこれからデュアルモニターにしようか悩んでる人の参考になると思います!
それに今は1枚のモニターで特別困ってない人も、この記事を読んでもらえればモニターを2枚にすることでこんなに便利になるんだ!って気づきになること間違いなしなので、よかったら読んでいって下さいね!
そもそも私自身、最初はデュアルモニターにするつもりなかったんですよ。
リフレッシュレート60Hzのモニターから144Hzのモニターに買い替えた時に、前の60Hzのモニターを捨てるのが面倒で処分せずにしばらく床に放置してたんですよね。
そこでふと「デスクのスペース余ってるし前のモニターもケーブルに繋げれば何かに使えんじゃね?」と当時はデュアルモニターの知識が全くなかったばねおが思い付きでやってみたらすんなり画面が映って。
(モニターが増えても2本目のケーブルを用意してパソコンとつなげるだけなので設定はホントにかんたん)
なんとなくモニター2枚で使ってみたら色んなことが驚くほど便利になってしまって手放せなくなった・・・
と、なんともテキトーな感じでモニターが1枚から2枚に増えました。
そんな私が、モニターを1枚から2枚に増やして何が驚くほど便利になったのか?を実体験をベースに語っていきます!
メリット① ゲームをしながら動画や配信・アニメなどが見れる
デュアルモニター最大のメリットはコレ。
特に忙しい社会人ゲーマーにはぜひともデュアルモニターを経験してみてほしいですね!
家に帰ってやりたいゲームがあるのに、見たい配信者が配信してるからそっちみなきゃ・・・とか、ため込んでるアニメを消化しなきゃ・・・なんて思ったことありません?
私が大学生の頃はそれはもう暇すぎてだらだらとアニメを1クール(12話分)まるまる1日で見終えて、それでも時間が余ったからゲームをやって・・・なんてダラけたムーブが許されてましたけども。
社会人となった今はとてもじゃないがそんなことはできません。
仕事から帰ってきて家でアニメや配信を夢中で見てたら、「あぁもうこんな時間か、明日も早いから寝ないと。今日もゲームできなかったな・・・」になっちゃってました。
この悩み、デュアルモニターにすると一気に解決しますよ?
なんてったって、ゲームをしながらアニメもTwitchもYoutubeも見れるんですもん。時間がないならゲームとアニメの視聴を同時にやったらいいじゃんって話。
もちろん遊ぶゲームによっては『ながらプレイ』なんてしてる暇ないけど、むしろデュアルモニターにすることで『ながらプレイ』ができるゲームを好んで遊ぶようになりますね!
最近はTwitchの配信をラジオ代わりにして、画面を見るのはそこそこに音声で配信者の会話を楽しみながら私はゲームを黙々とやってたりもします。
なのでプレイ中は目が離せないようなゲームを遊ぼうが関係なくサブモニターが大活躍してます!
デュアルモニターにすればやりたいことをどっちかを選ぶんじゃなくて、どっちも一緒にできるから家で過ごす時間の充実感がこれまでとは段違いですよ!
アニメや配信を見てても時間が足りないって思わなくなります。むしろふと時計を見た時に「まだ22時か、まだまだ全然遊べるな!まだまだ配信見れるな!」って思えるようになったんです。
モニターが1枚増えるだけで世界変わります、ガチで。
メリット② ゲームをしながらゲームの攻略や統計が見れる
これも超便利!ゲーム画面のすぐ横に自由に使えるサブモニターがあるといろんなゲームで活躍しますね。
なんならゲームによってはデュアルモニターにしてない人と差をつけられることもあります、こっちだけカンニングしてるようなものなので。
実際に役に立った例を挙げると、例えばマップの収集アイテム系はかなり捗りますね。
原神で失われた瞳を集める、エルデンリングで黄金の種子を集める、ポケモンSVでコレクレーを集める、ブレワイ(ティアキン)の祠を巡る、などなど。全てサブモニターの攻略サイトを見ながら集めていけば何倍も時短になります!
※ポケモンSVやブレワイはNintendo SwitchのゲームだけどSwitchとPCのモニターをケーブルで接続すれば簡単に遊べます。
他にもモンハンワールドで鉱石マラソンのルートを見ながらルート通りに最高効率で走ったり。
これはちょっと特殊な使い方かもしれないけど、FPSは普段あまりやらない私がVALORANTをやる時に「Aメイン見て」とか「Bタワーに敵いる」って言われた時にどこやねんそれって当然なるんですよ。
そんな時もサブモニターにマップの名称を載せてくれてるサイトを開いておけば、チラッと見て「(あ、ココのこと言ってるのね)OKOK」なんてあたかも知ってた風に返してかっこつけたりもできます。
後はLoLをやってる時に統計サイトでビルドを見ながらゲームを進めるのはめっちゃ楽ですね、特に普段触らないチャンピオンとか選んだときは統計で一番強いビルドを組むのが間違いない。Tier表見ながら勝率が高いチャンピオンを選んだり、統計見ながら相手のチャンピオンに対してベストなカウンターを選ぶこともできます。
TFTなんかはもう完全にカンニング。どのオーグメントを選んだ方が勝率が高い、今の手駒ならどのシナジーを目指せばいいのかなど、ゲームをしながら逐一確認できるのでこれが一番役に立ってるまである。
DCGでもサブモニターはかなり使えますね、ハースストーンの闘技場やMTGAのドラフトなども選択肢に出てきたカードの評価を見比べながらデッキが組めるのは熱い。
あえて具体的に色んなゲーム名を出してみました、ひとつでもあなたに伝わるものがあればデュアルモニターの便利さがよりイメージできるかなと思いまして。ともかく、どんなジャンルのゲームでもサブモニターは何かと役に立ってくれますよ。
どうでしょ?サブモニターがあるだけでゲームが快適に遊べるようになる気がしませんか?
メリット③ 同じゲームのお手本動画がすぐ横で並べて見れる
これはゲームの攻略をサブモニターで見れるのと役割は似ていますが、用途がちょっと違うので分けて解説。
主にはゲームのコンボ練習などで役に立ちます。
メインモニターでゲームを起動しながら、サブモニターで同じゲームのコンボ動画を見る。
①サブモニターで動画再生してお手本を見る⇒②メインモニターでゲームのキャラを動かして試す⇒①⇒②・・・
と、繰り返しの練習が上達するまでひたすらできるんですよ。この練習方法、同じ画面を並べて見比べるのでちょっとの違いも気づけるようになるんです。なのでうまくいかない時はお手本とどこが違うのかがめちゃくちゃわかりやすいんですよね。
「自分がやるとなぜが動画と同じようにココのコンボが繋がらないな~。あれ、この時キャラの向きこっち向いてるのか?」みたいにちょっとしたことがすぐ気づけるようになったりね。
スマホでお手本動画を見る、目線をPCに戻して練習する、ってやり方とは全然効率が違います。そもそもスマホじゃ画面小っちゃいから見づらいし・・・。
コンボ練習はお手本を横に並べて比較しながらが一番上達が早いですよ!
メリット④ ボイスチャットをより便利に使いこなせる
ボイスチャットをすること自体はモニター1枚でもできますよね。
Discordを開いてボイスチャットのチャンネルに入っておけば、後は全画面でゲームをしながらでも会話はできます。
では何が便利になるのか?大きく3つのメリットがあります!
自分のマイクのオンオフがとても楽に、すばやくできるようになる
ボイスチャット中にも自分の音声が相手に届かないようにしたい時って当然ありますよね?家族に話しかけられた時とか、飲み物を取りに行ったりトイレに行ったりで一時的に席を離れる時とか。
こんな時、モニターが1枚だと一度ゲームの画面を閉じてDiscordの画面を開かないとできませんが、モニターが2枚あればサブモニターのDiscordの画面でいじればいいだけ。
ゲームの画面を閉じないでもマウスを動かすだけで操作できるので相当楽になりますね。
特に家の中で話しかけられた時とかはプライベートな内容が会話で飛び交う可能性があるので、いち早くマイクをミュートにしたいはず。そういう場面でもサブモニターは活躍します!
ボイスチャットの音量が調整しやすくなる
サブモニターにDiscordを開いておけば、自分の声が大きいもしくは小さいと相手に言われた時にすぐに設定を開いて音量の調整ができます。
ただこれに関しては、一度設定してしまえば自分の音量は毎回設定する必要はないので、特別デュアルモニターだから助かるってわけでもないですね。
音量が調整しやすくなって助かるのはむしろ通話相手の声!
遊ぶゲームによっては複数人でボイスチャットを繋ぐことも多々ありますよね?こういう時、一人一人の音量を細かく調整できるのがDiscordのありがたいところ。
人によっては声が大きかったり小さかったりするのを、いちいち相手に言わなくてもこっちでうまいこと調整してやればちょうどいい音量にできます。
別に普段から遊んでいる仲のいい相手だったら気軽に「お前の声大きいからもうちょいボリューム下げろ」なんて言えるけど、むしろそういう人たちとはすでにお互いの音量調整って済んでますよね?何回も遊んでるんだから。
どちらかというと音量の調整が必要になるのは自分とは初めて遊ぶとか、数回一緒に遊んだことがある程度の仲とか、そういう人たちになるはずなんです。そういう人たちには、なかなか言いづらかったりしません?ちなみに私は全然言えないタイプなので我慢しちゃいます・・・。
なので自分で好きに個別の音量調整ができるのはありがたいんです。
この個別の音量調整ですが、デュアルモニターだとやりやすさが段違いです!
モニター1枚のパターンで、「この人の声大きいな、音量下げよう」と思ってゲームの画面を一回閉じて、Discordの画面で個別の音量を下げるとしましょう。もちろん、ゲームのまっ最中にゲームの画面は閉じれないのでゲームがひと段落ついてからやりますよね。
なのでゲームがひと段落つくまでは、大きい声と付き合わなきゃいけません。うるさくてゲームに集中できなくてイライラしちゃうのに、面と向かっては言えない・・・。
ようやくひと段落ついたら調節。で、ゲームの画面に戻ったら「あれ、まだ大きいな」とか「逆に小さくしすぎたな」と、だいたい1回の調整でベストな音量にはならないので、ちょうどいい音量を見つけるまで同じことを繰り返すことになります。
今思い出しても、非常にめんどくさかった・・・。
それがモニター2枚のパターンだと、ゲームをしながらでも一瞬マウスをサブモニターに動かして、ちょこちょこっといじれば音量調整できるのでゲームの最中でもササッといい感じの音量に。
それだけじゃなくて、音量のつまみって言うんですかね?音量の大小を決めるバーをマウスポインターで掴んでおけるので、喋ってる最中にバーの上げ下げができてベストな音量を一発で決めやすいんです!
ボイスチャットに参加してる人を確認しやすくなる
デュアルモニターであれば、今誰がボイスチャットに参加してるのか、サブモニターをチラッと見るだけですぐに分かります。
簡単なことですけど、これがまた役に立つんですよ!
Discordが初期設定のままなら、誰かがボイスチャットのチャンネルに入室した時にティロン♪って音が鳴るけど、誰が入ってきたかまでは見ないと分かりません。
チャンネルに入ってすぐ挨拶してくれる人なら声でわかるけど、聞き専(自分の声はマイクをオフにして聞こえないようにして、ボイスチャットの会話だけ聞く人)だったり普段あまり声を発さない人だと気づけません。
それに入場音を設定で消してる人も結構多いですからね。
入ってきた時にたまたまその人の話題だったりしたら、いるのに気づかずそのまま話を続けて失礼なことを言ってしまってたり・・・。そんなことが起こらないとは言い切れないですよね。
実際に私が経験した例を挙げます。私含めて5人でチームを組んで対人ゲームをしてた時の話です。
そのうち4人はボイスチャットを繋いでて、残りの1人(Yとしましょう)は仕事の電話中で「電話終わったらボイスチャット入るわ」って言ってました。
で、試合の終盤に私が「今が攻めどきだからみんなで突っ込もう」って3人に対して指示を出して、ボイスチャットに参加してないYにも意図がわかるようにゲーム内で狙う相手に目印をつけました。
ですが3人は動いてくれたのに、Yはついてきてくれませんでした。そのせいでチームは返り討ちに合い、試合は負けてしまいました。
その後、負けた試合の反省会を軽く4人でしてたんですが、反省会を始めた頃には実はYもボイスチャットに参加してました。音もなく入ってたのでその時は誰も気づいてなかった・・・。
そんで私も含めた4人で「最後の戦闘でYが来てくれてたら勝ってたよなー」「まじでなんでついてこなかったんだよあいつ」みたいな会話が繰り広げられ、ヒートアップ。
するとしばらく黙ってたYが一言。
「ごめん、MPが空っぽだった(=攻撃が何もできない)から行っても役に立てないと思って・・・」
・・・
「え、あ、うん。Yいたんだ・・・」
と、微妙な空気が流れてしまいました。その日はみんな気まずくなって、解散。
まぁ、次の日にはみんなケロッとしてて和気あいあいとゲームしてたんですけどね!そもそもそんなことが理由で関係が悪くなるほどの大事な試合だったとしたら、仕事の通話中の人と一緒にプレイしてないしw
それでも一時はもうYが一緒に遊んでくれなくなるんじゃないかとヒヤッとした事件でした。
おそらく、誰か1人でもYがボイスチャットを聞いてることに気づいていれば、愚痴大会になる前にYにあの時どうして来なかったのか直接理由を聞いていたはず。理由を聞いて、納得すれば気持ちよく次の試合に行けたはずなんです。
オンラインゲームあるあるですが、みんな意思疎通の取れない野良相手には当たりが強くなってませんか?思い通りに動いてくれないからイライラ・・・みたいな。相手に声が聞こえないことをいいことに誰彼かまわず野良に対しては口が悪くなってますw
そのせいか例え友人が相手でも、今回みたいなケースで声が届かない・聞こえないって時はうまくいかないと「なんでこいつ合わせてくれないんだ!」ってどうしても思っちゃったりするんですよね。
ちょっと実例が長くなっちゃいましたが、まぁ誰にでもあり得そうな話でして。
不要なトラブルを避けるためには誰がボイスチャットにいるのかの確認は必要です。
デュアルモニターであればDiscordの画面を開きっぱなしにできるので、サブモニターにちょっと目を移すだけで確認ができるんです。
最後に
いかがだったでしょうか。デュアルモニターの魅力、伝わりましたか?
ちなみに私がデュアルモニターにしたきっかけですけど、デュアルモニターが便利そうだからモニターをもう1枚買ったわけじゃないんですよ。それだけの理由でモニターを増やせるほど裕福ではないですw
7年前の話ですけど、当時リフレッシュレート144Hzのモニターが欲しくて新しく買って、古くなった60Hzのモニターは捨てるつもりだったんです。(リフレッシュレートが分からない人はこっちも読んでね⇒リフレッシュレートとは?fpsとの違いやおすすめのモニター紹介!)
でまぁ、モニターに限った話じゃないけど家電とかこういうの捨てるのめんどくさいじゃないですか。粗大ごみに出せないから。
捨てるのをめんどくさがって床に放置してたら「あれ?これってもしかしてケーブル繋いだら1つのPCで2つ画面見れたりするんじゃ?」ってふと思いついて、試したんですよ。
そしたら2つの画面がちゃんと表示されたんです!最初は思い付きだったから特にどう使おうとか考えてなかったんですけどね。使っていくうちに今回挙げたメリットがバンバン出てきた感じでした。
それ以来、あまりに便利すぎるデュアルモニター環境は手放せなくなって、モニターを買い替える時も常に2枚は手元に置いておくようになりましたw
デュアルモニターのデメリットとしてモニター代が2台分かかるってよく言われてるんですけど、私にとってデュアルモニターは初めてモニターを買い替えたいと思った時についでにするものなので別にデメリットでもなんでもないんですよね。
死ぬほど便利なデュアルモニターだけど、デュアルモニターにするためだけに安価なモニターを買うのはおすすめしません。安価って言っても1万円以上はかかりますからね。
ぶっちゃけ1万円払うくらいだったら今回挙げたメリットは我慢できるようなことばっかりですから。
デュアルモニターはあくまで今より性能のいいモニターを買った時の付加価値だと思うといいですよ!
なのでデュアルモニターにするつもりなら、今使ってるメインモニターを買い替えたいと思った時にしましょう!
ではでは~
コメント