どうも、ばねおです。
今回はオンラインゲームをやる上で欠かせない、インターネット回線の速度の解説をしていきます!
回線速度が十分に出ないと、オンラインゲームではラグの発生する原因になってゲームに支障をきたします。
特に対人ゲームを快適に遊ぶためには速い回線速度が必須!
ラグが発生する環境でゲームをすると自分に見えている画面と相手に見えている画面でズレが生じ、避けたはずの攻撃を受けてしまったり、当てたはずの攻撃は避けられてしまったりするのでまともに戦えません。
ラグの影響でゲームの勝敗が決することも当然のようにあります。
そんなラグをなくす一番の解決方法は速い光回線を契約することです。
記事の後半には自宅の回線速度の調べ方やオンラインゲームにおすすめの光回線も紹介してますのでぜひ最後まで見てって下さい!
オンラインゲームに必要な回線速度の目安
オンラインゲームを快適にプレイするためには、上り10Mbps以上・下り30Mbps以上の回線速度が必要です。
回線速度の単位は「bps」
bit per secondの略で、1秒間に送受信できるデータ量を数値で表します。
上り10Mbpsの「M」が示すのは以下の通り。
数値の単位 | 実際の数値 |
---|---|
K(キロ) | 1,000 |
M(メガ) | 1,000,000 |
G(ギガ) | 1,000,000,000 |
昨今の光回線は1Gbps(1,000Mbps)以上出せるのが当たり前になってきてるので、そう考えるとオンラインゲームに必要な回線速度って意外と少ないと思いませんか?
もう一度オンラインゲームに必要な回線速度をおさらい。
上り 10Mbps
下り 30Mbps FPSの場合は70Mbps
実はオンラインゲームをする上で、回線速度はそこまで大きな数値は求められません!
動きの激しいFPSでは70Mbps以上ないとラグの原因になりますが、それにしたって必要な回線速度のハードルは決して高くありません。
回線速度の上りと下りとは何か?
オンラインゲームにおいて、上り速度はあまり重視されません。
ゲームプレイ中に大量のデータを送信する機会がほとんどないからです。
そのため、10Mbpsもあれば十分快適にゲームができると考えて大丈夫!
ちなみに、ゲーム実況の配信をする場合や録画したゲームの動画投稿をする場合にはある程度上り速度も必要になってきます。
自分のモニターの映像を大量のデータとして別の場所にアップロードするからですね。
ゲーム実況や動画投稿をしたい場合は自宅を上り100Mbps以上出る環境にしましょう!
下りの速度はある程度オンラインゲームにも必要です。
オンラインゲームには他のプレイヤーが命令して(データを送信して)動かしているゲームのキャラクターが必ずいますよね?
他のプレイヤーからサーバーへ送信されたデータを、こちらがサーバーから受信するとそのキャラクターの動きがこちらのモニター上に反映されます。
この時、下り速度が十分じゃないとサーバーから受信できる量がキャパオーバーしてしまってラグの発生につながってしまいます。
特に動きの激しいゲームだと他のプレイヤーが命令を送る回数も増えるため、短い時間の中で受信しないといけないデータ量が多くなるのは必然。
一番動きが激しくなりがちなFPSをプレイする方は70Mbps以上は出る環境じゃないと快適にゲームはできません。
オンラインゲームに最も重要なPing値って?
Ping値はオンラインゲームにおいて回線速度よりもよっぽど重要です。
読み方は「ピン値(ち)」もしくは「ピング値(ち)」です。
Ping値とは、パソコンからサーバーにデータを送信して、それが返ってくるまでの速度を指します。
Ping値の単位は「ms(ミリ秒)」で表します。
この単位、モニターの応答速度でも使いますよね?
実際にPing値はインターネットの応答速度と言われてます。
(モニターの応答速度についてはこちら⇒応答速度とは?1msや5msって?おすすめのモニターも紹介!)
このPing値が小さいほど、応答が速くタイムラグが少なくなります!
例えば、1ms=0.001秒なので「30msだとサーバーとデータを送受信するのに0.03秒」かかります。
「10msなら0.01秒」なので30msよりも送受信にかかる時間がより短くなるという計算の仕方です。
ちょっとごっちゃになりそうなので回線速度とPing値の違いをまとめます。
1秒間に送受信できるデータ容量
データの送受信にかかる時間
オンラインゲームに必要なPing値の目安
ではそのPing値がどの程度必要なのか、見ていきましょう。
FPSや格闘ゲーム、MOBAなどの対人ゲーム 15ms以下
その他のオンラインゲーム 50ms以下
私は200msの劣悪な環境から5msの快適な環境まで、あらゆるPing値でゲームをプレイしてきましたが、実際にPing値がゲームに与える影響はめちゃくちゃ大きいですよ!
200msってどうやったらむしろ出るんだって思うかもしれませんねw
私は主にMOBA(League of Legends)をプレイすることが多いですが、このゲーム元々日本にサーバーがなかったんですよ。
当時はアメリカのサーバーでゲームをするしかなかったのでPing値がめちゃくちゃ高い・・・
“Ping値=サーバーとのデータ送受信にかかる時間”なので、サーバーが遠いところにあれば当然それだけPing値は跳ね上がります。
今でこそ、日本のサーバーで10ms以下でプレイしてますが、当時は200ms以上で遊んでたのでまぁキャラクターの操作が遅れる遅れる・・・
二度とあの環境ではやりたくないですね・・・
Ping値はサーバーの場所だけじゃなく、自宅のインターネット環境にも大きく左右されるので過去に光回線ではなくケーブル回線を使ってた時期は日本サーバーでも60msとかでした。
色々周辺機器見直してもやっと50msがいいとこ、なんて環境でしたね。
そんな私の体感ですが、一回10ms以下でゲームすると、30msも60msも200msもどれでも結局ラッッッグいですよ!!
そのくらい、Ping値がゲームに与える影響って大きいんです。
200msは流石にレベル違いますけど、30msでも一回一回の動作が遅れて感じてしまうので本当にストレスたまりますよ・・・
オンラインゲームを快適に楽しむならPing値が15ms以下の環境を整えることを強く推奨します!
Ping値の調べ方
「スピードテスト」と検索すれば無料で自宅の環境がすぐ調べられますよ!
色んなサイトがありますが、私はよくここの数値を参考にします。
GOを押したら数秒後に結果が出るので簡単に調べられます!
例えば私の今の環境だとこんな感じ。
上りが564Mbps
下りが602Mbps
Ping値が5~6ms
という見方になりますね。
ただこの情報だけだとあくまで自宅の環境までしかわからないです。
データの送受信をするのはゲームのサーバーとなので、実際にプレイするゲーム内で見るのが一番確実です!
先ほど例に出したLeague of Legendsという対戦ゲームだと画面の右上にこういう感じで7msって表記が出てます。
こっちは普段遊んでいる日本のサーバーでのゲーム画面です。
で、こっちがアメリカのサーバーでのゲーム画面です。
一気に127msに跳ね上がりましたw
もちろん自宅の環境は一切いじってません!
つまりいくら自宅の環境が整ってても、サーバーが海外にあったりすると普通にラグいのでゲームする時のサーバーは選べるなら必ず国内を選んだ方がいいってことですね。
オンラインゲームにおすすめの光回線
まず言っておくと「光回線」であれば割とどれも安定するはずです。
間違ってもオンラインゲームをする方はJCOMなどの「ケーブル回線」は選ばないように!
実家にいた頃や、一人暮らしを始めて1年位はケーブル回線を使ってたことがありますが、50ms~60ms位が限界なので特に対人ゲームだとかなり不利になります。
それとコンセントにさして使うだけのホームルーターですが、こちらもPing値はよくて40msとかなのであまりおすすめはできません!
ですが対戦ゲームをやらないって方にとっては、工事不要でそれなりの速度が出るホームルーターは楽だしいいかもしれません。
私も一人暮らしを始めたての頃、最初は安く引けるJCOM(ケーブル回線)を使ってて、対人ゲームでなくともオンラインゲームをするにはやっぱり遅いなーと感じ、ホームルーターに乗り換えました。
当時はまっていたのはMMORPGの「黒い砂漠」というゲームだったので、ホームルーターの速度でも十分でした。
で、それから半年位経ってそのゲームも飽きつつあり、何となく他の面白そうなゲームないかなーって探してる時に良さげな対人ゲームを見つけても回線速度が理由で無理かもって思ったことが何回もありました。
結局、見つけたゲームやりたいが為にその後すぐ光回線に乗り換えたんですけどねw
一応ホームルーターのままそのゲームもやってはみましたが、どうしても入力遅延が発生し・・・
もうどのゲームも遊べるように最初から光回線にしておけばよかった!
って結構後悔してました。
回線契約って解約するのも手間かかるし、できることなら一発で決めたいんですよ!
なので私がおすすめするのはゲーム問わず光回線一択ってことです!
それでは、私が実際に使って快適にオンラインゲームを遊べた光回線を紹介します!
・・・の前に、もしかしたら私が今現在使っている回線が気になってる方もいるかもしれませんね。
私が使っている光回線はUCOM光レジデンスというサービスです。
この回線はマンション全戸一括型の光回線なので、選んだマンションに最初から入っているものです。
個人で契約はできません!
その為、先ほどあげたスピードテストと同じ環境がいい!
って思った方には同じサービスを紹介できないのです、ごめんなさい。
ビッグローブ光
とはいえ、引っ越す前まで使っていたビッグローブ光と環境は殆ど変わってません。
前の住まいで6年以上ビッグローブ光を使ってましたが本当に快適です!
特にIPv6対応といって、簡単にいうと空いている通信網を優先的に使わせてくれるので、
インターネットが混雑しやすい夕方以降の時間帯にも速度が落ちることが殆どありません!
※今から申し込む方は初めからIPv6対応ですが、私が契約した6年前は最初はIPv4対応で、追加課金でIPv6対応もできるようになってました。
ビッグローブ光について詳しくはビッグローブ光をオンラインゲームで6年使った本音を語る!評判は?ここで語ってます!
どちらも経験した私だから言えることですが、IPv6対応に変えてからは本当にラグがなくなりました。
IPv4対応の時は確か30ms位だったのが、IPv6対応に変えてから10ms切るようになってた覚えがあります。
auひかり
私がケーブル回線→ホームルーターと経験して、その後に引いたのがこのauひかりです!
auひかりについてはこちら⇒【ゲーマー最高評価】auひかりはオンラインゲームに最適な光回線!
もうね、それまでの回線とは比べ物にならない快適さでしたよ!!
ただ、auひかりには弱点があります。
それは、そもそも引ける物件が他の光回線と比べて少ないという点ですね。
逆にいうと、対象物件が少ないので使っている人が少ない。
少ないということは空いている=快適ということになるので強みでもあるんです!
なので、自分の家にauひかりが引けるのかサイトで調べてみて、もし引けるならauひかりにするのが一番おすすめです!
余談ですが、私が一人暮らしを始めた頃のアパートでは、auひかりのマンションタイプは対応してませんでした。
ですがそこであきらめなかったばねお。
マンションタイプが対応してない物件でも建物自体の階層が3階建て以下なら、電柱から部屋に直接光回線を引っ張ってくる形でホームタイプが契約できることがあるんです!
実際私はこの方法で契約しました。
この契約でも部屋に穴をあけることはないですが、建物のオーナーさんに光回線を直接引いてもいいか承諾を得ないといけないので物件次第ですけどね!
(ちなみにオーナーさんとの交渉は当時auひかり側がやってくれました)
ホームタイプの方が月額料金上がりますけど速度はかなり速いですよ!
※auひかりのマンションタイプは上り下り最大100Mbpsと今時の光回線にしては回線速度が全然出ない方なので、ホームタイプが引けないのであればビッグローブ光が圧倒的におすすめです。
ビッグローブ光はマンションタイプでも回線速度は上り下り最大1Gbps出ます。
最後に
auひかりも2年位使った後、彼女(今の嫁)と同棲することになり引っ越しのため解約しました。
同棲を始めたマンションではauひかりのマンションタイプが対応しておらず、8階建てだったのでホームタイプも引けず、ビッグローブ光を選んだっていう経緯ですね。
(昔は光回線の知識も全然なかったのでマンションタイプがもし引けてたら速度気にせずに絶対引いてたけど、今となってはビッグローブ光にしておいて本当によかったと思ってる)
auひかりのホームタイプもビッグローブ光のマンションタイプもどちらの光回線もめちゃくちゃゲームが快適になったので、回線速度に悩んでる方はぜひ検討してみて!
ではでは~
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